情報 - 2003年 -

2003年12月:『地球の歩き方』が四姑娘山を紹介しました。
『チベット編 2004-2005年度版 Page180-181』で四姑娘山の手記を紹介しました。
2003年11月:放置ゴミが減りました。
ゴミ収集強化と観光客によるゴミ捨て減少が理由です。しかし未だ一部の観光客がゴミ を捨てています。
2003年8月:SARS患者は発生しませんでした。
北京や香港と違って、四姑娘山が有る四川省における被害は少しでした。四姑娘山や周 辺の地方ではSARS患者は発生しませんでした。四姑娘山や周辺の地方では境界を越えて 入って来る車輌を消毒したり人の身分証を記録し発熱の有無を測定していましたが、中 止しました。5月と6月の観光客は昨年に比べて10%に減りましたが、7月後半はほぼ 回復しました。外国人のトレッキングも再開されました。外国企業は6月に活動を再開 しています。四川省でのSARS騒ぎは沈静化しました。 在中国日本大使館のサイトでSARS情報をご覧頂けます。 略語 SARS : Severe Acute Respiratory Syndrome
2003年6月:長坪溝上流でゴミ捨てが増えました。
理県へ行く観光客の一部が、長坪溝上流の分岐点で野営した時に多くのゴミを捨ててい ます。古い石楠花の枝も切っています。周辺の岩屋に住んでいた黄鼠狼(イタチの一種) や雪猪(ヒマラヤ・マーモット)の親子も居なくなりました。観光客の監視が必要ですが 有効な対策を取れないでいます。薬草採りは、監視が強化されて激減しました。
制作:四姑娘山自然保護区管理局 特別顧問 大川健三