ビジターからの情報

山のスケッチ - 東京都の関根さま - 2010年6月

鍋庄坪から見る四姑娘山主峰(6250m)

老牛園子のテント場, 大姑娘山(5025m)から見える四姑娘山

羊満台下のテント場から見るセルデンプー山(5592m)

羊満台下のテント場から見る四姑娘山主峰(6250m)

四姑娘山に近い馬嘉溝, 更なるスケッチ・・・


版画 - 東京都の板倉さま - 2008年1月&3月

四姑娘山とブルーポピー, 四姑娘山と仏塔

2007年の夏と初秋の風景 - わんりーの皆さん他 - 2007年07月〜9月

双橋溝源流での一休み ,  木騾子からの主峰北西壁

長坪崖穴と駱駝峰 ,  馬との触れ合い

羊満台海子に映る岩峰群

夾金山でのハイキング ,  羊満台海子に映るプニュー

羊満台海子に映る主峰 , 長坪溝でのハイキング

長坪溝源流を騎馬で渡る , 羊満台を騎馬で登る

長坪溝のスケッチ , 鍋庄坪でのハイキング , 犀牛海子の高山植物
花海子での一時 , シオガマギクの仲間 , 双橋溝の紅杉林

海子溝小溝の遡上 , 白い桜草の仲間 , 夾金山の花畑

海子溝の花畑観察 , トリカブトの群落とヤク

2006年夏の記録 - K3の皆さん、わんりーの皆さん - 2006年07月〜8月

メタカラコウの仲間 , 夾金山でのハイキング , 主峰6250m南面
主峰6250m北面 , ユキノシタ属の花

羊満台へのアプローチ , 羊満台海子の一つ4600mと倒溝山5466m

羊満台海子の一つ4600mと主峰6250m , 羊満台からの眺望
プニュー(神山)5413mと長坪崖穴 , プニュー(神山)5413mと長坪崖穴

テントサイトから見た主峰6250m , 峠のタルチョ

朝もやの中の四姑娘山 , 双橋溝でのハイキング , 花海子3800m
大海子3800mの俯瞰 , 主峰6250m東面

大姑娘山5025mへのアプローチ , 大姑娘山からの展望

大姑娘山山腹でのハイキング , 海子溝中流域の俯瞰


残雪期の風景 - 愛知県の野村さま、山田さま - 2006年06月

海子溝深部の登攀 , 青いケシ , ウルップ草 , 朝焼けの主峰北東壁

盛夏の風景 - 愛知県の野村さま、山田さま - 2005年07月〜8月
- 東京都の岩井さま、沖田さま、福島さま、佐藤さま -


主峰北稜を映す広河原 , 主峰北稜と長坪溝の流れ , 阿妣山5694m

セルデンプー5592m(左)と西陵の岩壁(通称ポタラ宮の壁)

長坪崖穴で生き残っていたNotbolirion bulbuliferum

セルデンプー5592mと広河原 , 大海子3800m , 主峰南稜の花畑

エーデルワイスの群落 , 青いケシ , 渓流に咲く花 , 水草の群落

野生ニンニクの群落 , メタカラコウの仲間

晩秋の風景 - 愛知県の野村さま、山田さま - 2004年10月

プニューと長坪溝 ,  倒溝の山々と羊満台海子

セルデンプーと広河原 ,  朝日に輝くセルデンプー

カメルピークを映すムロツの湿地 ,  四姑娘山北西壁とムロツ
巴郎峠から見たプニュー溝の山々 ,  巴郎峠のヤク
山腹に密生するドングリ「トゲウバメガシ」-大阪府の倉野さま- 2004年8月

海子溝の鍋庄坪から老牛園子へ行く道の両側に、夏になると1cm位のドングリを付け る2〜6mの常緑樹の林が延々と続いています。このドングリの同定を元東北大学助教 授の西口親雄先生にお願いしましたところ「Quercus Spinosa」、強いて和名をつけ ると「トゲウバメガシ」になるようです。このトゲウバメガシの下部2m位の葉だけ刺 があるのは、鹿の類に食べられないようにする防御策(乾燥・強風に耐える知恵もあ る)のようです。日本のウバメガシの葉にも鋸歯はありますが先端は丸くなっており 刺状にはなっていません。トゲウバメガシは高度2000〜3800mの土壌の悪い強アルカ リ性の石灰岩地域や急斜面にモザイク状に繁茂する常緑樹です。これは海子溝で見た 状況にピッタリのように思われます。因みに日本のウバメガシは海岸の崖の上や200 〜400mの山中、南関東以西の広い範囲に自生します。また和歌山の備長炭の原料とし ても有名で、その炭は広く珍重されて居ます。(ドングリはその昔一部食用にもなっ たようです) 日本のウバメガシは日本が未だ大陸と陸続きだった時代に中国から渡ってきたらしく 海子溝の「トゲウバメガシ」はこのルーツになるようです。 (参考 西口親雄著「森と樹と蝶と」)
脚注1:2014年現在の中国では「Quercus semicarpifolia」とされています。

花の水彩画 - 東京都の片山さま - 2004年8月

エーデルワイスの仲間 ,  あずま菊の仲間
花海子で見られる魚 - 長野県の下条さま - 2004年7月

海子溝の花海子で多くの小型魚を見ました。この魚は日本の渓流魚と同じよ うに流れに向かって泳ぎながら捕食します。川底の石の下にはカゲロウの幼 虫等の川虫が多く居て、地元の人は釣りにこの川虫やミミズを使います。 ヤクの糞を川に投げ入れてもこの魚が集まって来ます。水煮したこの魚は淡 白な白身でドジョウの味がするそうです。
補足)正確な学名は判りませんが裸鯉の1種のようで、体長は20cm前後です。 この魚は海子溝の大海子や双橋溝などでも多く見られ、女王谷等の長江源流域に広く分布しています。
四姑娘山-TOP 女王谷-TOP


制作:四姑娘山自然保護区管理局 特別顧問 大川健三