自然保護区の概要

概説
このホームページはUNESCO世界自然遺産である四姑娘山の美しい自然を 紹介します。未だ殆どの人が知らない美しさです。 四姑娘山の地域は氷河起源の地形です。氷河が急峻で複雑な地形を作り ました。この地域に1000年以上前から多くの藏族(チベット族)が住んで います。主な生活基盤は牧畜と農業です。藏族の生活形態とこの地形が 調和して、美しい自然を形成しています。

地理
場所と交通と宿 中国 四川省アバ藏族羌族自治州小金県四姑娘山鎮で、北緯31度/東経103 度付近です。上海から四川省の成都まで飛行機で3時間です。 成都から四姑娘山鎮までは直通の公共バスで4時間、小型車で3時間です (臥龍を経由)。 四姑娘山鎮に100軒位の宿泊施設が有ります。
包含地域、海抜、面積 海子溝、長坪溝、双橋溝、巴郎山です。海抜は3000mから6250mです。 面積は1375平方qです(風景名勝区の面積は450平方q)。ここはパンダの 棲息地として有名な臥龍自然保護区の西側に隣接します。四姑娘山はこの 臥龍と共に2006年7月にジャイアントパンダ生息地としてUNESCO世界自然 遺産になりました。
地形と動植物 中生代の造山運動と新生代の火山や氷河の活動によって、現在の地形を形 成しました。現在でも懸垂氷河や氷床が残り、多くの岩峰や湖沼が有りま す。この地域は遺伝子の宝庫と言われる横断山脈の東部に有り、多種多様 な植物を観察できる場所です。夏には多くの高山植物が美しい花を咲かせ ます。薬草も多く有ります。そして多くの動物が棲んでいます。
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制作:四姑娘山自然保護区管理局 特別顧問 大川健三